建築士について

建築士は、建築士法によって定められている設計から工事監理に至るまで、その全てを行う専門家です。
1級建築士・2級建築士・木造建築士があり、1級と2級が違う点には建物の規模と構造の差があります。

木造の建築物の場合、以下のものは1級建築士でなければなりません。

・延べ面積が1,000m2を超え、かつ2階以上のもの
・高さが13mを超えるもの
・軒の高さが9mを超えるもの

1級建築士あるいは、2級建築士でなければならないものは、以下の通りです。

・延べ面積が300m2を超えるもの
・3階以上のもの

また、「延べ面積が100m2を超えるもの」は、1級建築士・2級建築士・木造建築士でなければならないとされています。
大型建築物で延べ面積が500m2を超えるもの(学校や病院、百貨店など)は、1級建築士でなければなりません。

建築物の設計と工事監理、建築の確認申請や建築物の調査鑑定などが、建築士の主な仕事としてあげられます。
他にも、建築に関するあらゆる業務を行います。

ほとんどの建築士は、建築設計事務所や建設会社に勤務しています。
そこで、設計業務や工事監理または現場監督などの仕事に従事することが多いようです。

そのような会社勤務の場合、収入面で優遇されており、資格手当などがつくこともあります。
独立して設計事務所を経営するのなら、だいたい総工事費の10%弱が設計報酬となるようです。

建築士は、建築関係資格のトップともいえるハイグレードなライセンスです。
社会的地位もかなり高く、職業的にも極めて安定していると言われています。

最近では、建築物の規模が大きくなったり、機能設備が複雑化になったりしているので、活躍の場はさらに広がりを見せると考えられています。
実力があれば、高い収入も見込めるでしょう。

なお、1級・2級のどちらの場合も、他の建築に関係する資格を取得する際にも、大変有利になります。
土地家屋調査士や技能士というような資格取得を目指す場合、試験の一部免除などの優遇措置が受けられるのです。
建築士の資格を取得することは、次の資格へのステップアップにもつながるといえるでしょう。